スポーツはみんなでつくる時代!?
山口情報芸術センター(通称 YCAM)で人気を博したスポーツ・ハッカソン。アナログやデジタルを問わず様々な道具を開発、制作、そして、ルールや形式を制作し、新しいスポーツをつくりだす時代がやってきました。福岡での開催を目指し、これまでの活動のふりかえりと今後の展開について、みんなで共有する企画「スポーツハッカソンシンポジウム」を開催します。今回は、YCAMスポーツ×テクノロジープロジェクトの中心メンバーであるディレクター西さん、アワセルブス河口さんを、九大からは金子さんをお招きし、スポーツの可能性について、みんなでディスカッションします。みんなで、スポーツを作りましょう!
登壇者
西翼
YCAMスポーツリサーチプロジェクト・ディレクター
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程芸術学専攻修了。2012年から2017年3月まで山口情報芸術センター[YCAM]でキュレーターとして勤務。YCAMでは、池田亮司「supersymmetry」(2014年)をはじめとする展覧会企画を中心に、「Reactor for Awareness in Motion」などの研究開発プロジェクト、それらに付随する普及プログラムなどを担当していた。現在はスポーツとテクノロジーを通じた人材育成プログラム、イベントなどを企画している。
河口隆
株式会社アワセルブス代表取締役・ゼネラリスト志向エンジニア
山口市米屋町商店街で、誰もがものづくりを楽しめる市民工房「ファブラボ山口」を運営。2013年夏、YCAM10周年企画「LIFE by MEDIA」で、犬飼博士+安藤僚子のプロジェクト「スポーツタイムマシン」にコーディネーターとして参加。それがきっかけとなり「YCAMスポーツリサーチプロジェクト」に関わることに。近年はハッカソン用ツールのカスタマイズや、小学生向けの教育プログラム「スポーツハッカソン for Kids」のテクニカルサポートなどを担当している。
金子晃介
九州大学サイバーセキュリティセンター・准教授
「クリエイティブに生きる!」をテーマに、仕事や趣味で,ものづくりをしています。また、クリエイター同士の交流を目的としたハッカソンの運営や、ものづくりをする過程で得た知識や技術を教えあう勉強会の運営など、クリエイターのコミュニティ活動を行なっています。大学の仕事では、セキュリティを考慮したエンジニアリングの演習やメディアアート制作の演習、ウェブアプリケーション開発の演習、ゲームやモバイルアプリの開発の演習、デジタルファブリケーションの演習などなど手を動かして実践的にものづくりを行う講義を担当しています。